2019年春ドラマ

【ミストレス】1話のあらすじ(ネタバレ)と感想「香織(長谷川京子)の秘めた恋」

ミストレス~女たちの秘密~


ドラマ「ミストレス~女たちの秘密~」第1話が2019年4月19日(金)に放送されました。

この物語は仲の良い4人の女友達がそれぞれに抱えた”秘密”を軸に人間模様を描いていきます。

懸命に生きるシングルマザー、大切な人を失ってしまった医師、愛する夫とのすれ違いに悩むキャリアウーマン、そして華やかで奔放なお嬢さま。
ふしぎな縁が結び付けた彼女らの人生が、ある時を境に大きく揺さぶられていく、そんな謎めいたドラマです。

ここでは、「ミストレス」第1話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の反応(評価評判)を紹介していきます。

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ミストレス~女たちの秘密~
【ミストレス~女たちの秘密~】キャスト(出演者)紹介!長谷川京子ら4人の女性がリンクするオンナたちの本音前クールの「トクサツガガガ」や文化庁芸術祭で大賞を獲った「透明なゆりかご」など丁寧な作りでドラマ好きからの評価も高いNHKドラマ10。 ...


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【ミストレス】1話のあらすじ(ネタバレ)

香織は秘密の恋をしていた

美しい女医、香織(長谷川京子)は父の残した小さな町の病院を継いでいました。

内科と心療内科を専門として市井の医療を担っていた彼女には、胸の中に秘密がありました。

妻子ある男性との恋___建築家の木戸光一郎(橋本さとし)は病に侵されており、その人生の最期の時間を二人は共有していたのです。

しかし彼は自ら命を絶ち、その息子の貴志(杉野遥亮)は葬儀のあとで…医師としての香織のケアに感謝しつつも、父の死後にその不貞を知って悩んでいることを打ち明けました。
そして言うのです。

大学病院で見放された父の緩和ケアをしてくれたことには感謝している、しかし、だったら何故、父の自殺を止めてくれなかったのか、と。

僕は今も納得できない…なぜ父は何も言わず、一人で逝ってしまったのか___思わせぶりな貴志の言葉に、香織は胸をえぐられるような思いに苛まれていました。

友美の場合

シングルマザーの友美(水野美紀)はパン屋に勤めながら小学生の一人娘を育てていました。

夫が東南アジアの単身赴任先で海難事故に遭い、行方不明になるという不運に見舞われ、苦労してきたのですが、7年経って思いがけず5000万円の保険金が転がり込むこととなり、にわかに運命が回り始めたのです。

彼女の前に現れたのは娘の同級生の父親・安岡(甲本雅裕)でした。

引っ越してきたばかりの彼とその娘にお菓子をプレゼントしたことから、急速にその距離が縮まってきたのです。

冴子はキャリアウーマン

化粧品会社に勤める冴子(玄理・ひょんり)はバリバリのキャリアウーマン。

チャーミングな容姿で会社内でも人気者でしたが、端々に剛腕ぶりを見せ、功績をあげていました。

夫の悟史(佐藤隆太)を愛しているものの、「そろそろ子どもを持とう」と持ち掛けられて悩ましく思う日々…夢中になっている仕事と、34歳という年齢、妊娠・出産のタイミングという人生の重大なテーマに揺れる冴子は、そんな悟史との間に少しずつ溝ができてくるのを感じていたのです。

肉食系女子・樹里

お金持ちの家に生まれ、働く必要もない身分なのにスポーツクラブでトレーナーをしているという樹里は筋肉を愛する文字通りの肉食系女子。

奔放な性格、そして華やかな容姿で周囲の異性たちを魅了していくお嬢様ですが、とある“女性”にであってしまったことから苦しくなるような恋を経験するのです。

女子会の夜

今夜は友美の再スタート祝いです。

香織の家で贅沢な鍋を囲み、賑やかに食事を始めた4人。

こんな年齢も境遇もばらばらな女たちが、定期的に女子会を開くようになったのには訳がありました。

5年前、友美が夫の事故から立ち直るために娘と参加したミニマラソン。

そこでケガした彼女を助けてくれたのが香織、冴子、そして樹里だったのです。

かけがえのない友を得て、友美は少しずつ立ち直り、笑顔を取り戻していきました。

「ここまで来られたのは、本当にみんなのおかげです」

そういう友美は、安岡にお茶に誘われたことを告白し、少しずつ人生が動いていることを実感していたのです。

“5000万円”の行方

保険金を何に使うか…お酒の勢いもあって、冴子と樹里は5000万円あったら何に使うか、という話を始めて「高級車!」とか「タヒチ旅行!」と盛り上がるのですが、当の友美は「萌(娘)のためのとっておく」と堅実な答を出しました。

それに対して香織は「萌ちゃんのことも大切だけど、自分の人生なんだもん、自分のために生きることも考えなきゃ」と諭すのです。

香織は?と問われ「愛かな…欲しいのは…」と答えてしまい、樹里たちに「何かあった…?」と突っ込まれてしまいます。

香織は木戸のことを3人には話していました。

その彼が亡くなったことを告げ、香織は思わず目を潤ませてしまったのです。

思い出の中の彼

不倫という関係ではありましたが、香織はぷつりと途切れてしまった木戸との思い出を未だ断ち切ることができないでいました。

そんな香織のもとに、木戸の電話から着信が入ったのです。

相手は貴志でした。

「昼間のことを詫びたい」という彼に、こんな深夜に女性の家を訪ねることは失礼だ、という香織。

素直に引き下がった貴志でしたが、彼女は自分が愛人であると疑われているのだと確信し、複雑な気持ちになったのです。

その頃、娘を寝付かせていた友美の家に、非通知の電話がかかってきました。
無言のその電話が何を意味するのか分からないままに、時は流れ朝がやってきたのです。

小さなときめき

友美はPTAの交通安全の見守り当番に出たところ、ペアのもう一人が安岡でした。

子供たちが登校してふと空いた時間に、公園でコンビニのコーヒーを飲んで一休みする二人。

安岡は在宅仕事で絵本の翻訳をしているのだ、と語りました。

そんな彼に、別れ際にランチに誘われて感じた小さなときめき。

友美はパートの時間に追われて駆け出していました。

貴志の思い

香織の前に、貴志が心療内科の患者として病院に訪れました。

父の死から不眠が続いている、という悩みを打ち明けた彼に、香織は親身になって話を聞こうとしましたが、彼はストレートに「父は何故自ら命を絶ったのか…先生なら何かご存じなのでは…」と尋ねたのです。

「本当のところは私にもわかりません」

そう答えた香織に、貴志は言うのです。
___余命や詳しい病状も知らされず、僕は父をあんな形で失いたくはなかった…きちんと最期の別れをしたかったんです。

「父は最期の時、誰と一緒にいたんでしょう?」

彼が見せたのは、バレンタインのカードです。

「永遠にあなたを忘れない。愛しています。K」

それは母の筆跡ではないことを告げ、彼は「父には愛人がいたんです」と香織に静かに突き付けたのです。

「母はそのことを知りません。先生、心当たりはありませんか…?」

香織は微笑んで「ありません」としか答えられませんでした。

女性同士のカップル

樹里のスポーツクラブで悟史が腹筋を割ろうとマシンと格闘していました。

冴子は乙女なんだから!と彼にハッパをかける樹里。

彼女が次に担当したのは女性同士のカップルでした。

結婚式のドレスをきれいに着たいから、と二人で入会してきたのです。

そのうちの一人、須藤玲(篠田麻里子)はシャープな印象の美人でした。

不思議と、彼女は樹里の中に強い印象を残していたのです。

“妻”の来訪

ある夕方。
香織のもとに、木戸の妻の佳恵が訪れました。

息子の非礼を詫びる彼女でしたが、思わせぶりなことを言いました。

「貴志にはあのことは伝えていませんから…」

亡くなった日、木戸は妻に「今までありがとう」と電話をかけてきた、というのです。

それが自殺のサインだったことに気づいた佳恵でしたが、駆け付けた時にはもう間に合わず、息絶えていました。

自殺に用いたモルヒネが、香織によってもたらされたものだった、ということに、佳恵は気づいていたのです。

結婚するにはイチオシの男

冴子は夫との生活に潤いを求めてベッドにバラの花びらをまき、キャンドルに灯をともします。
そんな日に限って夫の帰宅は遅く、二人の思いはなかなかかみ合いません。

その頃、樹里は父親(山寺宏一)からの電話で「結婚するにはイチオシの男を紹介したい」と言われ、興味を惹かれました。
しかし、筋肉目当てで付き合っている今の彼氏と別れるつもりは毛頭なかったのです。

告白

香織は友美に、木戸にモルヒネを処方したのだと告白しました。

死にたい、と頼まれて渡したのだと。

ガンの痛みに苛まれるよりも、自分の意志で楽になりたい___その気持ちを汲んで病院から持ち出したそのモルヒネでしたが、渡さなかったそれを、木戸は自らバッグの中から取り出して服用してしまったのです。

「誰にも言っちゃダメ、お願い、この秘密は墓場まで持って行って…」

香織のことを思って諭す友美でしたが…その帰路、またも非通知の電話がかかってきたのです。

夜道でそれを取った彼女の耳に届いたのは不思議な音…喧騒のような…そして風のような。

唐突に切れたその電話を呆然と彼女はみつめました。

香織は、診察室に残されていた木戸のカルテからモルヒネの処方に関する書類を抜き取り、そして火をつけて燃やしてしまいました。

その表情はひとつ罪を抱えながら、少し楽になったような瞳をたたえていたのです。



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【ミストレス】1話の感想

オリジナルはイギリスのドラマだということですが、たった50分の間に凄い密度でキャラクター達を絡み合わせてきたな、と感じました。

その描写は必要にして十分。
謎めいた部分もあり、これから先、二話目以降の展開が楽しみになるような構成でした。

登場する女優さんたちの容貌・年齢やキャラクターも全く違って、しかし皆がそれぞれリスペクトしあって友情が成立している様子が見ていて心地よいですね。

そうでなかったら、友美に5000万円ものお金が舞い込んだことで何某かのトラブルが起こってもおかしくないはず。

それが「良かったね!」と素直に言い合えるなんて、その関係性はファンタジーのようですが、羨ましくもあるのです。

また、友美の行方不明になってしまった夫は吉沢亮君。

7年前、まだ若いころに行方不明になった、ということで…現代には登場しないのかな、と思っていたのですが。

ミステリアスな無言電話は一体何を意味しているのか…興味をそそられますね。

余談ですが。
友美(水野美紀)と安岡(甲本雅裕)は「踊る大捜査線」第一シリーズからずっと共演しているというお二人です。

甲本さんは「まさか水野さんとこういう関係のお芝居をするとは…」とお話しされていましたが、22年という時を経てこういうご縁があったというのも楽しいことですね。



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【ミストレス】1話の評価評判

まとめ

脚本の吉田紀子さんは倉本聰さんの富良野塾出身です。

なんともバラエティに富んだ作品を送り出しており、『Dr.コトー診療所2006』の執筆で第15回橋田賞を受賞している実力派です。

また、音楽は佐藤直紀さん。

彼もまたアニメ作品からシリアスな実写映画・ドラマと幅広い作品を担当している異才の人です。

代表的なのが映画・ドラマの「海猿」シリーズや大河ドラマの「龍馬伝」といえば、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

キャストの豪華さは勿論ですが、スタッフさんも素晴らしいクオリティです。

境遇も年齢も異なる4人の女性らの人生を緻密に絡み合わせていくこのドラマはコンマ何秒を削り出すようにして50分に収められているのだと改めて感じます。

1話目は香織と友美に重点が置かれましたが。

話の流れで樹里や冴子のターンもあるはず。

この枠は7話~10話と作品によって話数が変わります。
どんな展開になっていくのかも楽しみです。



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