グッドワイフ

【グッドワイフ】4話のあらすじと感想評判「あの街で、杏子(常盤貴子)が見たもの」



ドラマ「グッドワイフ」第4話が2019年2月3日(日)に放送されました。

ここでは、「グッドワイフ」第4話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の反応(評価評判)を紹介していきます。

前回の裁判で壮一郎にはめられ、利用された結果となり、悔しさに涙をこぼす杏子を抱きしめた多田。

その気持ちを知ってしまった杏子は、揺れる心を抱えながらも、そこが職場だということを思い出し「もう大丈夫、落ち着いたから」と告げて仕事に戻るのです。

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【グッドワイフ】4話のあらすじ(ネタバレ)

杏子(常盤貴子)のかつての“ママ友”・萩原奈津子(須藤理沙)の息子・翔平(佐藤緋美)が傷害致死事件の容疑者として逮捕されました。

容疑者は親友の息子 傷害致死事件

翔平はかつて杏子を慕ったご近所の親しい男の子でしたが、とあるマンションの屋上に入り込んでタバコを吸っていたところをその管理人に見つかり逃げた、というのです。

彼と友人の中村明宏 (前田旺四郎)はユニフォームの青いブルゾンを羽織っていました。

喫煙と不法侵入ががばれたら、野球部が大会に出場できなくなってしまう、と恐れ、翔平は杏子を頼って事務所に相談に訪れたのですが、彼女に伴われて母親の奈津子に話をしようと自宅に戻ったところで警察に拘束されてしまったのです。

翔平らが逃げた後に、管理人が非常階段から転落死しており、翔平はその容疑者となっていたのでした。

セレブママ友の悪意

杏子は、かつて自分が住んでいた家の前を通り過ぎました。

翔平の家を訪れると、かつてのママ友たちが揃っていました。

宇佐美沙織(霧島れいか)には開口一番に「よく顔を出せたわね」と嫌味を言われてしまったのです。

奈津子は、杏子曰く「最初に私を見捨てた人」…夫の壮一郎(唐沢寿明)の事件発覚後に付き合いをカットアウトした人だったのです。
翔平もそんな母親の姿を見てシビアな気持を持っていました。

そんな過去や、今の状況を鑑みて、その依頼をライバルの若手弁護士である朝飛(北村匠海)に託した杏子でしたが、管理人のベルトについた翔平の指紋や中村の目撃証言などの証拠が出そろっており、無実を争うには厳しい状況がありました。

「もみあいになったけれど、それは現場の非常階段ではなかった」
そして、振り切って逃げてそのまま家に帰ったと翔平はいうのです。

宇佐美家では、翔平は、野球部のエースだったのが半年前に肩を壊してレギュラーをはずれ、素行が悪くなっていったのだ、という証言も出てきました。

現場で翔平が管理人を突き落としたと証言していた中村は、野球部でも真面目な生徒でした。
残された足跡も、翔平の運動靴と合致するなど、不利なことばかりが集まってきました。

翔平本人は嫌疑を否認しており、杏子はその意志を尊重しようとしますが、朝飛は「情状酌量を求める方向で」と示談を提案するのです。

起訴されたら裁判員裁判。
真面目な優等生の中村の証言と、素行が悪くなった翔平の証言のどちらを信用してくれるのか。

その判断は悩ましいところでした。

信じられるものを求めて

多田と杏子は、この前の抱擁のことでお互いに謝り合いました。

そして多田は言い添えます。
「未来は変えられる。友達として応援する」と

杏子は円香に屋上でランチしているときに、多田との関係を問われます。

その多田の想いには気づいている。
でもそれを利用したら、自分の力を信じられなくなる…。
夫のことや、ちょっと前まで住んでいた街の人々のこと。

これ以上「信じられないこと」が増えるのは困る、と杏子は吐露します。

夫の起訴、検察の執念

そんな中で、長らく拘留されている壮一郎の起訴が決定されたという知らせが入ります。

東京地検の脇坂(吉田鋼太郎)は彼を陥れ、有罪に持ち込むために部下の佐々木(滝藤賢一)らを巻き込んでさまざまな策を講じようとしていたのです。

しかし、また逆に、壮一郎に協力している佐々木は、収賄側の会社が計画倒産だったことを突き止め、壮一郎に知らせるのでした。

妻の決断

林弁護士(博多華丸)は、壮一郎の保釈請求をしよう、と杏子に持ち掛けます。

夫が家族のもとに戻るかもしれない、と言うことを知り、杏子は子供たち、隼人と綾香に「裁判のことがはっきりしたら、お父さんと離婚しようと思う」と告げるのです。

隼人は賛成し、綾香は涙をこぼしながらも「しょうがないよね」と言いました。

杏子は翔平の家を訪れます。
起訴された翔平。
奈津子は示談を拒み、裁判を戦うことを決意する、と言いました。

壮一郎の事件以来、杏子を無視したことを謝罪した奈津子でしたが、杏子はその謝罪を素直に受け入れる気持ちにはなれませんでした。

若手弁護士の“意外な秘密”

杏子と円香、朝飛は現場検証を行い、一つ一つの情報を調べていました。

円香のネットワークで検察から入手した捜査情報は、本来弁護側に開示されていないレベルの証拠を含むものまでを含む詳細なもの。

検証にも時間がかかります。

その様子にいら立つ朝飛を見て、円香は杏子に囁くのです。

「朝飛先生は法廷に立った経験がないんです」

前の事務所では企業法務が専門で、取引交渉を主に担当させられており、自らがその場に立つこと自体が無かったのです。

和解交渉なら勝算がある、それが、彼が示談交渉をもちかけた大きな理由でした。

しかし、現場を歩き回り、ビデオを撮っていた杏子が地上から現場の非常階段を見上げた時にふとあることに気が付いたのです。

朝飛は、その彼女の着眼点に感心して、裁判の準備に入りました。

多田はそんな朝飛の努力を評価しており「自分は天才じゃないんで…」という彼に、自分も地べたを這っている、しかし、そういうやつの方が強いんだ、と共感を示すのでした。

混迷する法廷

裁判が始まりました。
担当する裁判官は小宮(野間口徹)です。

緊張している手に準備したメモを握り締めて、朝飛は、勇気を振り絞って目撃者の中村に問います。

「あなたはなぜ被害者を突き飛ばしたのが翔平だったのだと判りましたか?」と。

現場の再現映像を採用するにあたって、検察側との悶着があり、杏子のヘルプで事なきを得た朝飛でしたが。

彼はこれ以上失態を演じたくない、とそれ以降の尋問を、杏子に任せたい、というのです。

中村には、頭上からの照明の逆光の状態で陰になって顔は見えず、青い野球部のウィンドブレーカーのみが見えていたのだという状況がはっきりしてきました。

それは”絶体に翔平だった”というには根拠がない証言となり、容疑者は、野球部の青いウィンドブレーカーを着ている生徒全員に広がりました。

朝飛は、助けられたことに引け目を感じはしたものの、手柄を神山に自己申告しない杏子に苛立ちを覚えていました。

杏子は彼に“余計な敵を作ってる余裕がないから”とほほ笑んで去っていくのです。

そして、円香に依頼人のために杏子に任せたのは見直した、と言われて朝飛は一層複雑な気持ちを抱えてしまいました。

小宮はフットサル仲間の多田に「裁判は厳しい」と告げ、さらに壮一郎の保釈請求が来ているのだという事実を話しました。

野球部の生徒たちのアリバイの確認に奔走する杏子のもとに、宇佐美友也(水沢林太郎)がアリバイを偽っていたという話が持ち込まれました。

彼は、壮一郎の逮捕の後、ことさらに杏子らに厳しいことを言って責めたてていた沙織の息子でした。

ついに二人が対峙する

その頃、多田(小泉孝太郎)は拘置所を訪れます。

面会室のガラスを挟んで、杏子を想う二人の男らが対峙することになったのでした。

「保釈の請求を取り下げてもらえませんか?」
多田は直球で申し入れました。

こんな状況で帰っても、杏子が辛いだけ。
請求を取り下げないなら、納得のいく説明をしてほしい、と。

壮一郎は、杏子は強い人間だ、というのです。

そして多田に「あなたはどの立場でそのことを言っているのか」と言うのです。
多田は「彼女の上司であり、友人です」と答え、壮一郎に事実上の宣戦布告をするのでした。

過去を乗り越え真実を暴け

アリバイが崩れただけでは、友也が犯人とは言えない、いまだに、事態は翔平にとっては不利なまま…そんな時、隼人が差し入れを持って、杏子のもとを訪れました。

彼は杏子に「人が良すぎる、翔平のお母さんに何かしてもらった?…困った時だけ良い顔されてさ…」と不満を漏らします。

彼もまた、町を離れた時のことを思い出していたのです。

父のことも「お母さんが思うようにして良いんだよ」と。
母を気遣う隼人に、お母さんは強くなりたい、それ以外は今はどうでもいい、と杏子はいうのです。

雪が降ってるから気を付けて、と言う話をしているさなかに、ふと気づいたことがありました。

そして、決定的な証拠がみつかるのです。

友也の靴の裏に、融雪剤があったのです。
道路に撒かれた時間は18時。
犯人は27㎝の靴を履いて、杏子の住んでいた街を歩いて、マンションの現場にいった人間。

自宅にいた、と自供していた友也を外で目撃した、という証言もありました。

友也は成績の低下に悩み、タバコを吸おうと相談していた翔平らに便乗しようとしてマンションに行ったのですが、その時翔平らは逃げた後で、共犯だと思われて追われた友也は管理人ともみあいになり…その結果踊り場から墜落して亡くなった、というのです。

容疑が晴れた翔平は釈放され、控訴は取り消しとなりました。

奈津子は杏子にお礼を言い、自分と立場が入れ替わった沙織のことを「仕方ないわよ、自分が子供を追い詰めていたんだから」と晴れ晴れとした表情でいうのです。

そして杏子にもかつての不義理を詫びて「こんどランチしない?また昔みたいに」と微笑みかけました。

電話する…と言いかけた奈津子の言葉を、「口だけでしょ?」と杏子は遮りました。

きっと、電話なんてくれない。
でもいいのよ、世の中なんて、そういうものだって私も気づいたから。
引っ越すときに言えなかったけど、10年間、本当にありがとう。

お元気で…幸せになって。

それはまさに杏子を縛る「過去」との決別でした。

呆然とする奈津子の前から踵を返した杏子の表情は晴れやかで、自信に満ちたものでした。

そんな様子を見ていた円香は、杏子を飲みに誘い、杏子は驚きながらも「過去を失っても、別の未来があるのかもしれない」と笑顔を浮かべるのでした。



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【グッドワイフ】4話の感想

壮一郎が逮捕されるまでは、杏子はいわゆるセレブの専業主婦でした。

美しく装い、ご近所との社交に励む、そんな街の暮らしからあっという間に遠ざかり、自ら子どもを守って戦っていかなければならない立場に放り出されたのです。

あの日、連行される夫をみつめていた杏子を遠巻きにして、手のひらを返した奈津子が、今度はすがるように杏子に子供の運命を託すことになりました。

隼人はそんな母を「人が良すぎる」というのです。
奈津子の息子の翔平ですら、そんな母親の本質を見抜いていました。

それは、杏子自身が誰よりも自覚していたはずです。

思いがけず翔平の事件に関わることになり、あの街に足を踏み入れるたびに、かつて住んでいた家を目にして、確かにそこにあった幸せな時間を噛み締めていたのです。

しかし、一度壊れてしまったその暮らしはもう二度と戻りません。

夫との関係も同様でした。

彼の思惑はわかりませんが、杏子の中ではすでに終わっていると考えているように見えます。

何かの志を持ってことをなそうとしているように見える壮一郎ですが、それは家族を持つ者がすべてを犠牲にしてやるべきことだったのか…物語の最後にそれが恐らくはっきりしてくるのではないかと思っています。



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【グッドワイフ】4話の評価評判

まとめ

壮一郎の保釈請求は却下されました。

脇坂の横やりで事態は混迷を極めていくのです。

さて、今回のゲストキャラとして異彩を放っていた人物がいます。

傍聴席に座っていた金髪に赤い服の男性、阿曽山大噴火さんです。

彼は本物の裁判の傍聴マニアで、常盤貴子さんがリスペクトしている人物だそうです。

彼をしてその裁判シーンが真に迫っているとの言質を得て、現場は盛り上がりを見せたのだとか。

今回、朝飛先生も「証人」の発音が「商人」と同じ下がるイントネーションになっていました。

それも実際の法律用語の発声と同様だということで、まさに“リアル”な趣ですね。

自信無さげだった彼も、これからはどんどん込み入った裁判シーンが増えてくるはず。

これからは胸を張って法廷に立つ彼が見られるかもしれませんね。

翔平を演じた佐藤緋美(ひみ)くんは浅野忠信・CHARA夫妻の息子さんで、昨年舞台デビューしたばかりの大型新人です。
凛々しい表情の彼、これからが楽しみです!



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