グッドワイフ

【グッドワイフ】蓮見検事正(唐沢寿明)リターンズ!「東京地検特捜部」って何?



3月10日㈰放送の「グッドワイフ」第9話のラストシーンは衝撃的なものとなりました。

杏子(常盤貴子)の勤務する神山・多田法律事務所のフロアに、威圧感ハンパない黒い群れが現れたのです。

彼らは“東京地検特捜部”の検事と検察事務官です。

捜査対象となるビルなどに整然と列をなして入っていく様子はニュースで見たことがある方も多いはずです。

最近ではゴーン事件などが記憶に新しいですね。

今回その現場責任者は脇坂検事(吉田鋼太郎)。

しかしその裏には杏子の夫の蓮見壮一郎検事正(唐沢寿明)が“恋敵”ともいうべき多田弁護士(小泉孝太郎)を陥れるべく画策した作戦があったのです。



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東京地検特捜部、って何?

壮一郎の古巣であり、陥れられて逮捕されることで職を追われ、今回復職を果たしたそこは日本の検察機構でもっとも中心的な部署です。

正式名称は「東京地方検察庁特別捜査部」と言い、霞が関にある検察合同庁舎内にある東京地検は、日本各地にある高等検察庁の一つです。

東京地方検察庁とは?

地方検察庁は地方裁判所・家庭裁判所に対応して設置される検察庁です。

各都道府県ごとに設置されていますが、東京地検は首都にあるということで、政治・経済など比較的大きな事件を担当することが多く、そのワードをニュースで聞かない日はないほどです。

“特捜部”はエリートの集まり

特別捜査部は、日本では東京・大阪・名古屋の各地方検察庁にのみ設置されています。

大都市圏に置かれ、大規模な事件の捜査に取り組む機関として知られており、検事と検察事務官で構成されています。

政治・経済にかかわる事件の捜査や摘発を行うチームであり、まさに壮一郎や佐々木(滝藤賢一)が内閣官房副長官(民自党国会議員)の南原次郎(三遊亭円楽)の汚職を摘発しようとしていたことは、その典型的な業務とも言えますね。

9話のラストシーンで神山・多田法律事務所にやってきた彼らは整列し、段ボールを抱えて現れました。

このような捜査の仕方も、ニュースでリアルによく目にするものでもあります。

ドラマ「HERO」では、一期で東京地検城西支部(架空の支部)に勤務していた東大卒の江上検事(勝村正信)が二期に「東京地検特捜部に抜擢された」として登場します。

現場で実績を上げたものが選抜され、チームを構成しているというのがうかがえる設定ですね。



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検事?検事正?検事長?

壮一郎は、冤罪ではありましたが、恐らく逮捕と同時に懲戒免職されていたはずですが、その疑惑が晴れたことから復職し、検事から検事正に昇任しています。

ここでは、ドラマの中に出てきた官名、及び職名について考察してみましょう。

検察官の官名

検事総長:検察官の最高位にして細工検察庁の長。

次長検事:検事総長を補佐する。壮一郎らの上司、御手洗直人が9話で就任。

検事長:高等検察庁の長

検事:一般的な検察官はこれを指すものと思われます。脇坂・佐々木(滝藤賢一)・戸梶(中林大樹ら)がこれに相当します。

検察官の職名

検事正:地方検察庁の長です。壮一郎が9話で就任しました。(前任者は御手洗)

次席検事:高等検察庁・地方検察庁に一名ずつ置かれる。検事長・検事正の補佐を行う。

部長:各検察庁内に置かれる部の責任者。壮一郎は逮捕されるまで特捜部長でした。

警察官の官名・職名はドラマなどでなんとなく理解していますが、検察官に関してはなじみが薄いせいか、ちょっと判りづらいものでしたが、壮一郎を取り巻く登場人物の相関関係が判ると、作中の事件の流れも良く見えてきます。



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段ボールの中身は?

特捜部の検事と検察事務官は、事件が起こり、裁判所から令状が出るとその事件の捜査に必要なものをチリ一つ残さないレベルでまるでイナゴのように押収し、一斉に段ボールに詰めて持ち去っていくのです。

捜査が始まると机の上やバッグの私物にも触れることを許されず、場合によっては個人の手帳やスマホまで証拠品として押収される可能性もあるとのこと。

彼らはその書類一枚も、その一行の数字も見逃さず“事件”の証拠を探すのが仕事なのです。

リアル“辞め検”弁護士

“辞め検”といわれる弁護士が存在します。
彼らは検事の職を辞した後に弁護士に転身した人たちであり、そのキャラや経歴を見ると今の壮一郎たちの経歴などをリアルに感じられるようになるかもしれません。

一人は若狭勝弁護士。
元検事で東京地検特捜部副部長や東京高検検事、東京地検公安部長を歴任。
近年は東京都知事選などやテレビのコメンテイターとしての印象がつよいです。

もう一人は、大鶴 基成弁護士。
元検察官で東京地方検察庁特別捜査部長、函館地方検察庁検事正、東京地方検察庁次席検事、最高検察庁公判部長などを歴任。
彼は二月半ばまでカルロス・ゴーン被告の弁護人を務めていたことでよく知られるようになりました。

いずれも、検察側の手の内を知り尽くした弁護士と言うことで、裁判では検察側から嫌がられる立場のようです。
確かに、壮一郎や脇坂が弁護士に転身したらある意味最凶かもしれませんが、それはそれでちょっと見てみたい気もします。

まとめ

弁護士も、検事も裁判官も、もともとは同じ司法試験を受けて、司法修習を経てそれぞれの職種に任官していくのです。

多田と、恐らく癒着を指摘されている裁判官は小宮竹生(野間口徹)ではないかと推察するのですが。

フットサル仲間である彼らの仲間には多田が引き入れた朝飛や、他に東京地検の検察官らもいる様子。

彼らは“法曹界”に属する者として、しかし、みな息抜きのためにそこに集まってフットサルのゲームを楽しんでいるという表現がありました。

もしかしたら、その中で奢ったり奢られたり、ということもあったかもしれません。

まるで揚げ足取りのようですが、まさか多田もそういうグレーゾーンな部分から攻められるとは思いもよらなかったことでしょう。

場外乱闘に陥った、杏子を間に挟んだ壮一郎と多田のバトルの行方___日本で最強の特捜部を相手に、杏子ら神山・多田法律事務所のメンバーは如何に戦い、多田の名誉を回復していくのか?

目が離せない最終話は3月17日㈰放送です。



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